酴ブログ/2017-09-21

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「荘厳吉祥梵字樹符」日本国内割り当て数の決定について…

 欧州地域の代理人との繰り返された交渉の末、「荘厳吉祥梵字樹符」の受注(制作依頼)割り当てが決まりました。想定外の要請による話でしたから面食らった感はありましたが、受け入れざるを得ないものとして交渉のテーブルに着きました。

 大筋の結論は、天門庵が制作する「荘厳吉祥梵字樹符」の一部を代理人を通して欧州の所定地域の依頼者に提供するという期間契約です。2017年11月~2020年10月の3年間に限り、日本国内での制作依頼数が限定される結果となりました。

 この間の日本国内の割り当て数は、年間で25符つまり月間の制作依頼受付けは2名となりました。また、各月で制作依頼が2名に満たない場合の繰り越しはなく、すべて欧州の依頼待機者に割り当てられることになりました。

 諸般を考慮すれば複雑な思いがありますが「荘厳吉祥梵字樹符」が海外の理解者の手に渡ることは、喜ばしいことでもあります。裏を返せば、日本国内での理解者が予想よりも少なかったことが、今回の割り当て数の結果を引き出したものと思います。

 最近の欧州諸国では、日本仏教や日本神道に興味を持つ人々が多く、特に「文字」や「お守り(talisman)」に人気が集中しています。しかし、天門庵は、あくまでも商業ベースではなく、国内同様で「本気の方」のみを対象として展開いたします。 合掌


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