酴ブログ/2018-09-20

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計算上は既に120歳に達しているが…

 生来の特殊な霊感覚と極端な粗暴さが相まって外れた道を余儀なく歩いてきたが、それも程なく終わりになる。改めて自分の過去世を振り返って比べてみると、現世は、冬の盆踊りの如くであった。すべてが場違いの独りよがりというものであった。

 人には偉そうにもっともらしい御託を並べてきたが、自分の中ではいつも非現実で大嘘つき野郎であった。22年前に家族と離別し、13年前に一族が離散して与えられた血縁は、簡単に消滅した。何らの未練もない自分は、やはり人間の世界には向いていない。

 慣れ親しんだこの地を離れて見知らぬ環境に移ることは、再生を賭けた新たな冒険であり同時に自分発見の最後の機会だと認識している。天門庵に関わる人々には甚だ迷惑な話であろうが、残された縁は、戯言ではなくあと2年で途切れることになる。



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