ボール盤の改造を断念しました

　とても残念なことですが、昴舟角字の粗彫り用のボール盤改造を諦めました。いろいろ調べたりテストをしたのですが、エンドミルを使用したボール盤によるX・Y軸加工は、かなり危険な行為であることが解りました。フライス盤を使用するしかないですね…。

　そして、ちょっと悔しいのですがX・Y加工は止めて、単純に穴彫りの連続作業と手彫りの併用を検討しています。実際に作業してみて、場合によっては完全手彫りになるかも知れません。体力を考慮して粗彫りの機具使用を検討したのですが、難しいものです。

　すでに引退していますが、彫刻を生業としてきたので彫る作業は慣れています。しかし、握力不足と右手小指の不調は、相当のダメージになります。昴舟角字の原図作りの中で、思いもよらない奇妙且つ超絶な結果が出ています。是非活かしてみたいと思います。

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